ヒマラヤ杉に降る雪


スコット・ヒックス監督「ヒマラヤ杉に降る雪」。主演イーサン・ホーク工藤夕貴
1954年ワシントン州サン・ピエドロ島。漁師のカール・ハインが水死体で発見される。状況証拠から日系ニ世のカズオ・ミヤモトが逮捕され裁判となるが、時は第二次大戦下、日系であるという理由からカズオには不利な公判が続く。新聞記者イシュマエル(イーサン・ホーク)は独自の調査で無実を証明できる重要な事実を入手するが、彼の元恋人は今やカズオの妻(工藤夕貴)。彼女への思いで事実を発表できず・・。
下調べナシで観に行ったら意外と重いテーマだった。イーサン・ホークのカラミが弱くて内容にメリハリがないのが残念。多少大げさでももっとドラマチックに仕上げればよかったのに。映像はキレイだし、脚本がよければ面白かっただろうな、と思った。本で出ているか知らないが、もし出ていればそっちは面白いかも。
鈴木杏が子役で出演している(当時12歳)。このときからすでに演技がウマい。(個人的にヒイキしてます^-^;)

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