アイデンティティー


ジェームズ・マンゴールド監督「アイデンティティー」。主演ジョン・キューザック他。
記録的な豪雨の中、行き場を失った10人は導かれるように1軒のモーテルへと集まってくる。夫婦とその子供、女優と運転手、娼婦、新婚のカップル、囚人を護送中の刑事。そして何者かの手により彼らは一人、また一人と命を失う。犯人は誰か?そしてその目的とは・・!?
『驚愕のラストシーン』という触れ込みのこの作品、たしかに最後の展開にはビックリ!そうきたか!やられた〜って感じ。何を話してもネタばれになるので何も書けないのがもどかしいけど、これは脚本の勝利だね。観終わった後で思い返すと、ああそういえばそうだったなぁと納得がいくから気分もすっきり。(「閉ざされた森」は未だに納得いかないからなぁ)オープニングだけもう1回観たいなぁ。至極シンプルなストーリーで、ラストのビックリに向けて他の無駄な部分を極力抑えている演出がウマイと思った。
これから観に行こうと思ってる人はぜひ予備知識ナシで行くことをオススメします。人物関係もわかりやすいから予習の必要はないです。何も知らないで観に行くほど楽しめる作品。

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