ペーパー・ムーン


ピーター・ボグダノヴィッチ監督「ペーパー・ムーン」。主演はライアン・オニールテイタム・オニール(なんと実の父娘)。
未亡人をだまして聖書を売り歩く詐欺師のモーセライアン・オニール)は、いきがかりで、亡くなった知り合いの娘アディ(テイタム・オニール)を親戚の家まで送り届ける事に。利発なアディをペテンの相棒としていっしょに旅を続けるうち、2人は互いに親子のような愛情を感じるようになり・・・。
モノクロ映像の雰囲気がいい感じのロード・ムービー。恥ずかしながらこれを書くまで「ロード・ムービー」ってどういうのかよく知らなかったよ^-^; 「道中モノ」ってことなのね。
とにかくこの作品はテイタム・オニールの独壇場。おませだけど寂しがりやの女の子、アディの魅力が存分に出てる。モーセのつり銭詐欺のテクニックをさっそくマネしてみたりとか、彼女のアタマの回転の早さ・度胸のよさといったら、観てるこっちがハラハラしちゃう。これは傑作と言っていいな、うん。
ところでテイタム・オニールは、見た目がちょっと広末涼子に似てるなぁと思った。

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