妖星伝

半村 良「妖星伝(1)」読了。
妖しい術を使い徳川幕府を裏から操り腐敗させようとする「鬼道」の面々。彼らは各派に分かれそれぞれの陰謀をめぐらせ、血と淫液にまみれた凄絶な争いをくり返えす。そこへ、超人的な能力を備えた宇宙人が出現する！果たして彼は何者か、そして地球にやってきた目的とは・・！？
どこかで面白いと聞いて読んでみたんだけど・・うーんたしかに面白いけどね〜・・なんかもう何でもアリって感じでちょっと反則じゃないか？コレ。歴史モノ・ＳＦ・アドベンチャー・サスペンス・ミステリー・人間ドラマ・お色気（笑）などなど、すべての要素が盛り込まれていて、誰が読んでも好きなジャンルに当たるように作られている感じ。逆に言えばこれだけてんこ盛りに中身を詰め込むことができるこの半村 良という人の才能はスゴイのかも。でもこの世界観についていくのはなかなか大変。
第７巻まで続いてるらしいけど、続きを読もうかどうかちょっと迷ってます・・。もっと面白くなるのかなぁ？

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