ハート・オブ・ウーマン


ナンシー・マイヤーズ監督「ハート・オブ・ウーマン」。主演メル・ギブソン
広告代理店の売れっ子プロデューサー、ニック(メル・ギブソン)は、ある日感電事故で、女性が心の中で考えていることが聞こえてしまうという能力を身につけてしまう。彼はその能力を利用し、会社で自分の座を奪うほどの実力をもつダーシー(ヘレン・ハント)の宣伝アイデアを自分のものにしようとするが・・。
男なら誰でも一度はあったらいいなぁと思う能力だから(笑)ついつい見入っちゃう。メル・ギブソンが好演。けどストーリー的には納得いかない。女性の大変さを理解して彼女らに優しくなる、というのは出来すぎ。そういうふうには変わらないんじゃないか。それともこの作品は”女性監督による女性のための映画”だから、女性が観ればそうそう、と納得できる内容なんだろうか。それからなぜダーシーに惹かれるようになったのかもよくわからん。仕事では男勝りなのに、本心は意外と繊細で女性的だというところ?本心を知るのと、その人を好きになるのは違うことだと思うのだけど。

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